最近何かと物騒な世の中になりました。
家に居ながら犯罪に巻き込まれてしまったり、留守中に空き巣が入るなど連日さまざまな事件が起こっています。
特に戸建物件においてさまざまな事件が起こっているため、防犯を強化しないとならないと感じている方は少ないないでしょう。
ではなぜ戸建物件は防犯を強化するべきなのでしょうか。
それは、戸建住宅において外部者の侵入口がいくつもあるからです。
戸建住宅には玄関や勝手口はもちろんのこと、いくつも窓があります。
それら全てが外部者の侵入経路となります。
特に勝手口は家の裏側に設置されていることが多いので、ターゲットにされやすいと言われています。
そのため、防犯を強化するに越したことはないのです。
警察庁の調べによると、窃盗犯つまり泥棒が狙うのは50%以上が住宅であるとのことです。
平成26年度では56%が住宅であり、そのうち39%が戸建住宅であるとの結果が出ています。
実際に警察の取調べで泥棒がその家を狙った理由をいくつか挙げてみましょう。
・塀や植木により通りからの見通しが悪い
・見通しの悪い勝手口があった
・建物が死角にあって進入しやすい
・面格子のない窓があった
・戸建住宅は金目のものがあると思う
上記のような理由で戸建住宅に泥棒に入ることが多いそうです。
そんな事にならないためにも、戸建物件を購入したらセキュリティを万全にすることをおすすめします。
では、戸建住宅のセキュリティ対策はどのような事をしたらいいのか紹介していきます。
窓ガラスの強化
中古物件を購入する場合は、リフォーム時に窓ガラスの強化をすると良いでしょう。
新築の場合は、最初からそういったガラスを選ぶといいと思います。
住宅で使用される最近の窓ガラスは二重ガラスになっていたり、強化ガラスになっているものが多いので、予算さえ合えば簡単に防犯対策を取ることが可能です。
しかし、予算の関係上そういったガラスにすることができない場合は、窓ガラスに防犯フィルムを貼るだけでも効果的です。
家周辺の見通しを良くする
庭に背の高い木を植えたり、塀を建ててしまうと、外部から死角になるため泥棒が侵入しやすくなってしまいます。
また、足場となるようなバケツや脚立、その他物などを庭に置かないように注意しましょう。
セキュリティ性の高いインターホンの設置
戸建住宅で人気が高まっているのがカメラ付きインターホンです。
セキュリティ性が高いのが一番の理由でしょう。
家に居ながら外の様子を見ることができるのでおすすめです。