初めての住宅購入の方必見!上手なマイホームの探し方

「家」は人生の中で最も高い買い物と言われています。
そのため、マイホームを購入する際は慎重になりたいものです。
初めて住宅を購入される方は、さまざまな事を考慮して選ばなくてはなりません。
住宅購入後に「後悔したくない」と思うのであれば、上手にマイホームを探す必要があります。
そこで、今回は「上手なマイホームの探し方」を「新築・中古戸建て・マンション(新築・中古)」とそれぞれ詳しく紹介したいと思います。
初めて住宅を購入される方必見の内容です!ぜひチェックしてみて下さい。

新築・中古戸建・マンション(新築、中古)それぞれの探し方のポイント

新築戸建て

point1: 新築戸建ての購入パターンを知っておく

新築戸建ての購入パターンは大きく分けて2つあります。

1.建売住宅購入

「建売住宅購入」は、ハウスメーカーや不動産会社などが建築した住宅を「土地+建物」のセットで購入します。
完成すると新聞折込チラシなどが入りますが、完成前に建主(ハウスメーカーや不動産会社)から情報をもらえれば、建築途中でも見学に行くことが可能です。
そのため、完成前に既に購入者が決まってしまう場合もありますが、完成しても購入者が中々決まらないこともあります。
その場合は、最初の販売価格よりも価格が下がることが多いと思います。

2.建築条件付き土地の購入

「建築条件付き土地の購入」は、建物を建てる業者が決まっている土地を購入することです。
つまり「その土地を購入すれば必然的に住宅メーカーが決まってしまう」というもの。
土地を比較的安く購入できるメリットはありますが、○○メーカーで建てたいとの希望がある方には向いていません。
ただ、住宅メーカーが決まっているだけで、家の形まで決められているわけではありません。
注文住宅も可能ですので、特に住宅メーカーにこだわりがなければ問題ありません。

購入したらすぐに住みたいという方は「建売住宅」を、自分好みの家を作りたいという方は「建築条件付き土地」を選ぶと良いでしょう。

point2: 地盤調査の結果をチェックする

新築戸建てを購入するのあたり、必ずチェックするべきが「地盤調査の結果」です。
「地盤調査報告書」は、仲介業者や売主さんにお願いすることで契約前に見せてもらうことができます。
地盤調査結果に基づいた適切な基礎工法が採用されていれば問題はありません。
また、過去20年内にその地域で水害や大きな災害がなかったかも確認しましょう。
過去の水害や災害については、各地方自治体で把握しているので相談に行ってみると良いでしょう。
また、地元で昔から営業している不動産業者であれば、そういった事を知っているので聞いてみると良いでしょう。

point3: 希望するエリアで探す

新築戸建ての購入を考えると一番の問題が「希望するエリア」であるかどうかです。
お子さんの通学や生活を考えると「どこでも良い」というわけにはいきません。
学校の近く、駅の近く、商店街の近くなど利便性を考えて選ぶことが必要です。

point4: 家の間取り・日当たり・家族構成を考える

新築戸建て(建売住宅)を購入する前に、間取りと家族構成をしっかり考えなくてはなりません。
何人で住むのか、部屋の数は十分なのか、収納は十分なのか、日当たりはなど家族みんなで話し合う必要があります。
利便性が良いからというだけで購入してしまうと、一日中日当たりが悪いなんて事もあります。
何度も現地に出向き確認することが大切です。

中古戸建て

point1:耐震性を確認する

中古戸建てにはさまざまな建設時期があります。
「1980年代」に建てられたものもあれば、「2000年代」に建てられたものも全て中古戸建てとして販売されています。
それら全てにおいてまず一番に確認すべきが「耐震性」です。
耐震性は建築時期である程度知ることができます。
「新耐震基準」をご存知でしょうか。
1981年(昭和56年)6月1日以降に建築された家は新耐震基準で建てられているので一定以上の耐震性を持っていると判断できます。
また、2000年に再度耐震基準の改訂があったため、2000年以降に建てられた家ならばなお耐震性が高いと判断できます。
まずは必ず建設時期を確認しましょう。

point2:家を目視確認する

家の基礎部分に目を向けてみて下さい。
仮に基礎部分に多くのヒビや深いヒビが入っている場合は要注意です。
また、床下換気口が適切に設けられているかも確認しましょう。
それ以外で目視確認できるのが以下になります。
・柱が痩せて細くなっていないか
・柱に変色がないか
・床下部分の木が腐っていないか
・遠目で見た時に家に傾きが見られないか

point3:いつリフォームされたのか

中古戸建ての場合、前の持ち主がリフォームしている事があります。
それはいつ頃されたものなのか確認することが大切です。
「住むため」のリフォームなのか「売るための」リフォームなのかで全く違いが出ます。

point4: 家の間取り・日当たり・家族構成を考える

新築戸建て購入と同じように、間取りと家族構成をしっかり考えなくてはなりません。
何人で住むのか、部屋の数は十分なのか、収納は十分なのか、日当たりはなど家族みんなで話し合う必要があります。
利便性が良いからというだけで購入してしまうと、あとで問題点などに気づく可能性もあります。
何度も現地に出向き確認することが大切です。

マンション(新築・中古)の選び方のポイントも戸建て選びとほぼ同じです。
どれも共通するのは「何度も現地へ出向き確認する」ことが大切だということです。
何軒も見て、徐々に絞っていき、その中から一番良いと思う物件を選ぶのがポイントになります。