マイホームを購入するにあたり、選ばなくてはならないのが「住宅ローン」です。
さまざまな銀行で住宅ローンが用意されていますが、どれを選んだら良いのか迷ってしまいがちです。
そこで、ここでは「絶対に押さえておきたい住宅ローン選びの要点」についてご紹介します。
1.予算の全体像を把握する
物件費用、消費税、諸費用など物件の購入にはさまざまなお金が掛かります。
総額でいくらになるのか、いくら位必要になるのか予算の全体像をしっかり把握することからはじめましょう。
予算の全体像が分かったら、次は資金調達の方法を考えなくてはなりません。
全ての費用をローンでと考えている方もいらっしゃいますが、まずは現預金がいくらあるのかを確認しておきましょう。
現預金が分かれば、いくらの住宅ローンを組めば良いか明確になるではずです。
住宅ローンを選ぶ前に「いくら借りればいいか」を把握することが、住宅ローン選びに大きく影響します。
2.金利の安さ・金利タイプをチェックする
住宅ローン選びに重要なのが「金利の安さ」と「金利タイプ」です。
金利タイプは基本的に固定金利型と変動金利型の2タイプあります。
固定金利型は返済期間中ずっと金利が変わらないもので、変動金利型は返済期間中に金利が変わるものです。
金利のタイプは分かっていても、どちらが良いか迷ってしまう方は少なくありません。
目先の金利の安さを優先したい方は「変動金利」、金利が上昇したとしてもずっと変わらない金利で安心感を優先したいという方は「固定金利」が良いでしょう。
3.諸費用をチェックする
住宅ローンを利用するにあたり、それにかかる諸費用をきちんとチェックしておきましょう。
住宅ローンを利用する場合、希望する金額の他、保証料や手数料、保険料などの諸費用がかかります。
諸費用の中で最も負担が大きいのが『保証料』です。
保証料や手数料は住宅ローンによって違いがあります。
金利に上乗せ0.2%であったり、借入額の2.1%が一般的ですが、無料というものもあります。
4.返済方法をしっかりチェックする
住宅ローンには、返済方法(決まりなど)に違いがあります。
基本的に毎月決まった金額が銀行口座から引き落とされますが、それ以外にボーナス払いが年に2回加算されるものです。
ただ、中にはボーナス払いなしのローンもあります。
他にも、繰上げ返済の可否や、繰上げ返済できる金額などもきちんと確認した方が良いでしょう。