人生最大の買い物と言えば『住宅』ではないでしょうか
もちろん、一般住宅よりも高額な自動車もありますが、それはあくまで特殊な例であり、一般家庭において一番大きな買い物は住宅です。
現在、日本において住まいといえば、持ち家か賃貸に分けることができます。
持ち家を購入する費用は高額ですが、賃貸だって毎月家賃を支払わなくてはなりません。
賃貸物件に住んでいる限り、一生涯家賃を支払い続けるとなると膨大な金額になります。
この先、持ち家を購入するべきか、それとも賃貸のままでいいか迷っている方はたくさんいらっしゃると思います。
日本において約6割が持ち家だと言われています。
所帯を持ち、子供が誕生すると夫婦の間で「家を購入しようか」との話しになると思います。
「夢のマイホーム」との言葉があるように、日本では持ち家があって一人前との考えが強いことが分かります。
ただ、世の中も随分変わってしまい、世界的に景気が悪くなってしまいました。
そのため、持ち家を購入するのが難しいという方もいらっしゃるでしょう。
しかし、賃貸においても毎月家賃を支払わなくてはならないのが現状です。
結果を先に言えば「どちらにしても正解はない」と言えるのではないでしょうか。
ただ、賃貸物件はあくまで「人のもの」であり、どんなに長年家賃を支払っていても自分のものになりません。
しかし、新築物件や中古物件を購入すれば、ローンの支払いが終われば自分のものです。
お子さんやお孫さんに残すことができる大きな財産です。
また、老後においても、持ち家であれば住居費の負担が減るので安心して生活することができます。
定年退職までに住宅購入のためのローンの支払いを完済してしまえば、後は自分達の生活費だけで暮らすことができます。
仮に老後に高齢者住宅などに住み替えをされる場合も、持ち家を賃貸物件として貸し出すことができ、その賃料が収入になります。
持ち家の賃料を高齢者住宅の家賃に当てることもできるので、より安心して暮らすことができるのではないでしょうか。
一生涯賃貸でと考えている方は、老後の資金計画をしっかり練らなくてはなりません。
賃貸物件の家賃、生活費、医療費など65歳以上の二人暮らしにかかる平均支出額は約25万円との明確なデータがあります。
定年退職後も生活費を確保するために働く方が多いのですが、年金と合わせて月25万円もの収入を得るのは中々大変なものです。
持ち家と賃貸、どちらが良いとははっきり言えませんが、上記を踏まえて考えるなら「持ち家」の方が将来的に安心して暮らすことができると言えるのではないでしょうか。