中古物件を探す際に不動産会社に聞いておくべき4つのポイントとは?

中古物件を探す際には色々と確認しておくべきことがあります。

物件はひとつひとつ違いがありますが、不動産会社に聞いておくべきポイントはどれも同じです。

そこで、ここでは中古物件を探す際に不動産会社に聞いておくべき4つのポイントについて紹介したいと思います。

 

■リフォーム履歴を聞いておく

リフォーム履歴

中古物件、特に一戸建ての場合は、元の持ち主により増改築、リフォームが行われていることが多いです。

それがいつ頃行われたのかや、リフォームの内容を確認することはとても大切なことです。

特に注意しなくてはならないのが、最近になってリフォームをした場合です。

最近リフォームしたと聞くと「それなら綺麗だろうし自分達でリフォームしなくて良いからお得」と考える方は多いのですが、それは大きな間違いです。

最近リフォームした場合は「売るため」のものが多いのです。

家を売るためのリフォームは家の悪い場所を隠すため、もしくは見た目だけを綺麗に見せるために行うことが多いと言えます。

見た目は良くても、実際に暮らしてみたら不具合がたくさんあったなんてケースも多々あります。

また、増改築が未登録であったり、定められた建蔽率を超えてしまっているといった物件もありますから、リフォーム履歴はきちんと聞いておかなくはならない事項です。

 

■周辺環境を聞いておく

その物件がどんなに良い物件であっても、周辺環境に問題があるならとても住みにくい家となってしまいます。

例えば、周辺にスーパーなど何もなく、生活に不便である、また駅や学校から遠い不便な場所であるなどです。

そしてやはり一番気になるのが近隣住民の事ではないでしょうか。

不動産会社は売主と直接話しをしているため、近隣住民について把握していることがあります。

もちろん、そこまで把握していない不動産会社もありますので、そういった場合はその地域に出向き、そこに住んでいる方に聞いてみると良いと思います。

 

■リフォームが必要な箇所を聞いておく(特に水回り)

リフォームが必要な箇所を聞いておく

中古物件は何かしらリフォームや修理が必要な場合が多いものです。

それが壁紙張替えやちょっとした修理ならまだ良いのですが、水回り全域やフローリング張替えなどが必要となると結構費用がかかってしまいます。

だからこそどの程度のリフォームや修理が必要なのかを、きちんと確認することはとても大切なことです。

 

■家の設計図書が保管されているかを確認する

一戸建ての中古物件を購入する場合は、その家の設計図書(設計図や設備図、竣工図など)がきちんとあるかどうかを確認しましょう。

特にリフォーム前提で中古物件を購入する場合は、そういった設計図書がリフォームに必要になる事が多いためです。

他にも中古物件を購入するにあたって掛かる費用なども聞いておくと安心です。