中古戸建を購入する際に気をつけたいポイント

中古戸建の購入を考えている方は今やかなり多いと思います。

少し前まで新築建て売り住宅が人気でしたが、最近ではそれも下火となり中古戸建が注目されています。
それは、安くて良い物件を購入できる可能性が高いからだと思います。
また、リフォームするだけで快適に住むことができるので、コスト的にも安く済むからです。
そんな中古戸建を購入するのに最も重要なのが、不動産業者や仲介業者選びです。
物件の良し悪しをきちんと把握し、それを買主が分かるようにしっかりと説明してくれる業者が好ましいでしょう。
それに、価格的にも売主と交渉してくれるのが業者ですから、信頼できるところを選ばなくてはなりません。
リフォームをするにしても、できれば単体でリフォーム業者に依頼するよりも、リフォームまで全て面倒を見てくれる不動産業者や仲介業者を選ぶと良いでしょう。
中古戸建を購入する際には他にも幾つか気をつけたいポイントがあります。
そこで、ここではそんな気をつけたいポイントについて説明していきます。

 

インターネットの情報や写真のみで購入を決めてはいけない

中古物件 インターネット

最近では、インターネットで販売している中古物件の情報を見ることができます。
間取りや現在の家の中の様子、庭などの様子まで写真で見ることができるため、それだけで購入を決めてしまう方がいらっしゃいます。
それは絶対に避けるべきこと!
写真だけでは、日当たり、周辺環境、家の傷み具合などを知ることができません。
しっかりと物件を自分の目で見てから購入するようにしましょう。

 

相場を把握することが大切

中古物件は売主側の希望金額で販売されていることがほとんどです。
そこには、あまり相場が関係していないので、実際に購入してから調べたら「相場よりかなり高かった」なんてこともあります。
不動産業者や仲介業者はあくまで売主の希望の金額で販売しているだけなので、自分なりに相場を調べなくてはなりません。
複数の物件と比較したり、専門家に聞いたり、不動産業者や仲介業者に聞くのも良いでしょう。

 

完了検査証で建築方法を確認する

まれに建築法を順守しない形で家を建ててしまう場合があります。
仮に正当でない建築方法で建てられた家を購入してしまうと、購入後にトラブルが発生する可能性があります。
気に入った物件を見つけたら、必ず売主や不動産業者、仲介業者が持っている完了検査証や物件状況確認書などをしっかり確認するようにしましょう。

 

天井や壁をチェックする

天井チェック

中古物件を見に行くのは最低条件ですが、家の中を確認する際は必ず壁や天井をチェックしましょう。
仮に壁や天井にカビやシミが見られた場合は、風通しが悪かったり、日当たりが悪い可能性があります。
「リフォームするから関係ない」なんて思っていると、住み始めてから後悔するかもしれません。
快適に住むためにも、しっかりとチェックすることをおすすめします。