家を買う方がいれば、逆に家を売却する方もいらっしゃいます。
家や土地など不動産の売却には、不動産会社や仲介業者に依頼するのが一般的です。
これまで暮らしていた家の売却を考えた時に、一番思うのが「より高く売りたい」ではないでしょうか。
不動産会社や仲介業者の中にはより「儲け」たいがために、仲介ではなく自社で買取ると申し出るところもあります。
そういった業者の言うことを全て鵜呑みにしてはいけません。
なぜなら確実に評価額を大幅に下回った買取り額を提示するからです。
例えば不動産会社が提示した買取り額が500万円だったとしましょう。
すると、後日不動産会社のホームページに売り物件として掲載された金額を見ると、その倍もしくは倍以上だったなんて話しをよく耳にします。
そんな事が自分の身に起こったら「詐欺」にでもあったような気分になりませんか。
そんな不快な思いをしないためにも、不動産査定の際に抑えるべきポイントをしっかり覚えておくべきだと思います。
ポイント1:不動産査定は2~3社に依頼する
自身の所有する不動産の査定をするならば、2~3社に依頼するようにしましょう。
そして一番高く査定した不動産会社に売却するのではなく、それを基に金額を決めて仲介してもらうのが一番ベストです。
査定価格よりも高めに設定しても問題ありません。
ポイント2:事前に土地の評価額を調べておく
中古戸建てを売却したい場合は、家の評価額ではなく、土地の評価額を事前に調べておくと良いでしょう。
土地の評価額は毎年変動があるものですが、毎年必ず「地下相場」として発表されるものです。
インターネットで検索すると、そういったサイトが出てくるので活用すると良いでしょう。
ポイント3:不動産査定に必要なものを知っておく
不動産査定でも訪問査定を希望する場合は、不動産会社に提出するものがあります。
名前、住所、連絡先だけでなく、建物面積と敷地面積、築年数、間取り、地目などです。
きちんと査定額を知りたい場合は、建物面積や敷地面積、地目などが表記されている書類があればベストです。
それ以外に以下のような書類が必要になる場合があります。
・登記簿謄本
・公図
・建物の詳細書類
・測量図
・固定資産税課税明細書
・固定資産税評価証明書
ポイント4:掃除をしっかりしておく
家の中や庭が汚くても評価額が大幅に変わることはないのですが、査定をする側も人間ですから、綺麗に掃除をしておくと評価額がアップする可能性はあります。