現在賃貸物件にお住まいの方は多くいらっしゃると思います。
最近の賃貸物件はアパートタイプのものだけでなく、二階屋の一戸建てタイプのものも多く、家族で住むのに適している物件が数多くあります。
賃貸物件は当たり前ですが毎月家賃が掛かります。
それはあくまで家賃であり、どんなに払い続けてもその物件は決して自分のものになることはありません。
賃貸物件の家賃とよく比較されるのが『住宅ローン』です。
住宅ローンは金利が付くことから敬遠する方も少なくありませんが、賃貸家賃と比べれば遙かに良いのではないでしょうか。
住宅ローンが、現在の賃貸家賃と同等、場合によっては毎月それ以下の支払いになることが多いと言われています。
ただ、マイホームを購入した場合、購入費用だけでなく固定資産税など毎年かかる税金があります。
では本当はどちらが得なのか、双方を比較していきたいと思います。
50年間の住居費用を考える
賃貸物件はさまざまな家賃帯のものがあるため、家賃を抑えたいと思えば、家賃の安い物件に住み替えることが可能です。
しかし、どんなに安い物件に住み替えたとしても、一生涯家賃を支払うことに変わりはありません。
では住宅ローンを組んでマイホームを構えた場合はどうでしょうか。
住宅ローンを組んでマイホームを構えた場合、総住居費が高くなる場合もありますが、必ず終わりがあります。
住宅ローンを完済してしまえば、自己資産となり永遠に残ります。
それに、マイホームを購入することで将来的な住居費が確定するため、貯蓄や教育費など将来のビジョンが鮮明に見えてきます。
賃貸物件とマイホーム双方の50年の総住居費はほとんど変わりませんが、賃貸物件はあくまで人のもの。
マイホームは資産として残るということを覚えておきましょう。
資産を考える
毎月の家賃はあくまで出て行くお金であり、大家さんの資産になるお金です。
では住宅ローンはと言うと、自分の資産になるためのお金です。
よく30年の住宅ローンと耳にしますが、30年間しっかり払い続ければ、確実に自分の資産になるのです。
住宅ローンは完済してしまえば毎月の支払いがなくなりますが、家賃は一生涯払い続けなくてはなりませんし、子供や子孫に残すことはできません。
住宅ローンの金利
住宅ローンには必ず金利がかかります。
以前は金利が高かったのですが、最近の住宅ローンの金利は平均で2％以下です。
1％の金利で住宅ローンが組める銀行もありますから、驚くほどマイホーム購入コストはダウンしていると言えるでしょう
中古物件を購入するのであれば、より安い金額の住宅ローンとなりますので、賃貸家賃と比較するとかなりお得なのではないかと言えるでしょう。