中古物件をもっと自由に活用しよう!部屋を広く見せるレイアウトや色・柄について

「家を建てたい」「マイホームが欲しい」と思った時に、皆さんは新築を希望しますか。

それとも中古物件でしょうか。

以前は新築一戸建てや新築マンションが人気でしたが、最近では中古物件の方が人気となっています。

中古物件は相場よりも安く購入する可能性があり、太陽光発電やオール電化、床暖房などの設備が整っていることが多いため、とてもお得です。

また、広々とした敷地を有する物件もありますので、幅広い世代から人気となっています。

そんな中古物件を購入して、まずおこなうことがリフォームです。

最初からリフォームされている物件もありますが、より家族が快適に住むことができるようにリフォームする方が多いものです。

中古物件は思い通りの間取りでないこともたくさんあります。

「子供部屋が狭い」「リビングは手狭」と思っても、好立地・予算の都合上ここで決めたい、などの事情もあるでしょう。

予算の都合上大規模なリフォームはできないけれど、家族皆が快適に過ごせるような工夫がしたい、との声も良く耳にします。

そこで、ここでは部屋を広く見えるレイアウトや色・柄について紹介したいと思います。

 

部屋を広見せるために自分で簡単にできること

部屋を広く見せる配色とは

部屋の配色

色にはさまざまなものがありますが、明度と彩度があります。

実はその明度と彩度によって、部屋が広いと感じるものです。

明度が広さに与える影響はとても強く、床や天井・壁に明度の高い色を配色することで部屋がとても広く感じます。

逆に明度が低いと、部屋が狭く感じてしまいます。

例えばグリーンを基調とした部屋にしたいと言う場合は、床や天井、壁には白に限りなく近いパステル調のグリーンを使用すると良いでしょう。

逆に濃い色のグリーンを使用してしまうと、部屋が狭く感じるでしょう。

彩度については、より低い方が部屋が広く感じます。

彩度が高く鮮やかな色を使用してしまうと、どうしても部屋が狭く感じてしまいます。

例えば、鮮やかなグリーンを使用すると部屋が狭く感じ、同じグリーンであっても彩度の低いグレーっぽい色を使用した方が部屋が広く見えます。

 

床や壁の色を明るくすると部屋が広く見える

明るい壁紙

先ほど説明したように、明度の高い色を使用することで部屋が広く感じます。

部屋で最も大きな面積を占めるのは壁や床、天井ではないでしょうか。

そこを白やアイボリー、明るいグレーといった白系の色や、淡いパステルカラーにすることをおすすめします。

 

部屋を広く見せる柄や模様とは

元々狭い部屋に大きな柄のクロスを貼ってしまうと、より部屋が狭いと感じてしまいます。

もし柄や模様が入ったクロスを使いたいと思っているなら、小さな柄のものを選ぶことをおすすめします。

 

部屋を広く見せる家具のレイアウト

レイアウト

視線のぬけを意識して家具などを配置すると、部屋を広く見せることができます。

部屋の中で最も視線の抜けるものと言えば、窓ではないでしょうか。

窓が部屋の一番奥にあるのであれば、部屋の入口(ドア)から高い家具を配置。

窓近くにはあまり家具や物を置かない方がより部屋が広く見えます。