大津市の中古物件(中古マンション)の相場は?

滋賀県大津市は住みやすい街として知られています。
子育て世代からリタイア世代まで幅広い世代から人気となっているのは、やはり住みやすいことが理由だと思います。
環境はもちろんのこと、利便性の良さ、治安の良さが挙げられます。
そんな大津市でも人気の住居エリア4つの中古マンションの平均相場をご紹介します。

 

■瀬田エリア(主にJR瀬田駅徒歩15分以内)

「瀬田の唐橋」で有名な瀬田エリア。
大津市の中でも、歴史的建造物が多く、静かな環境が人気のエリアです。
瀬田エリアを流れる瀬田川は、琵琶湖から流れる唯一の川であり、瀬田橋のたもとには瀬田城跡があります。
瀬田の唐橋は、大津市の観光名所の一つともなっている全国的に有名な素晴らしい橋です。
古い歴史を感じられるその様は大津市の宝でもあります。
そんな瀬田エリアの中古マンションの相場は1,500万円~1,600万円です。
平均築年数:築13年~築14年
平均専有面積:23坪程度

 

■石山エリア(主にJR石山駅徒歩15分以内)

石山寺ゆかりの地として知られている大津市石山町。
瀬田エリア同様、歴史・文化資源が豊かなエリアです。
大津市でも温泉観光で知られる石山エリアには、シーズンになると多くの観光客が訪れます。
小中学校も近くにあるので、子育て世代にも人気のエリアです。
歴史と現代が融合した素晴らしい環境はまさに人気エリアらしいと思います。
そんな石山エリアの中古マンションの相場は1,400万円~1,500万円です。
平均築年数:築15年~築17年
平均専有面積:21坪程度

 

■膳所(ぜぜ)エリア(主にJR膳所駅徒歩15分以内)

大津市中心部から南東に位置する膳所エリア。
城下町として知られている膳所エリアは、近江八景の一つである「粟津の晴嵐」で知られています。
琵琶湖の南岸に位置する膳所には、JR東海道本線膳所駅、京阪膳所駅があり、その周辺には新しい都市型施設が建っています。
そんな膳所エリアの中古マンションの相場は1,900万円~2,000万円です。
平均築年数:築20年~築23年
平均専有面積:22坪程度

 

■大津京エリア(主にJR大津京駅徒歩15分以内)

かつて大津市にあった天智天皇の帝都として知られている大津京エリア。
東海道の宿場町として、また、琵琶湖水運の港町として栄えてきました。
大津京には大津の歴史博物館がある歴史的な街。
そんな大津京エリアの中古マンションの相場は2,000万円~2,100万円です。
平均築年数:築12年~13年
平均専有面積:22坪程度

滋賀県大津市全体で見ると、中古マンションの相場が以下になります。

  • 1DK~2DK:950万円~1,000万円
  • 2LDK~3DK:2,000万円~2,100万円
  • 3LDK~4DK:1,600万円~1,700万円
  • 4LDK以上:2,300万円~2,400万円

 

もちろん、立地やマンションのグレード、築年数によって価格帯は異なりますが、上記相場の中古マンションが最も多いようです。
大津市では、一戸建て住宅も人気ですが、マンションも人気です。
特に人気が高いのが、琵琶湖を眺めることのできる物件です。
毎日琵琶湖を眺めながら生活することができますし、物件によっては夏の花火大会が見えるところもあるでしょう。
マンションはそういった好立地に建っていることが多いため、他地域からの移住者にも人気となっています。
大津市を語る上で琵琶湖は欠かせない存在です。
琵琶湖の恩恵を受けた気候と自然豊かな環境は、まさに住居エリアに相応しいと言えるでしょう。

上記でご紹介した各エリアの中古マンション相場は、あくまで参考相場として捉えていただければと思います。
相場よりも安価な価格帯のマンションもございますし、広々としたマンションもございます。
弊社では、滋賀県大津市を中心に土地、新築物件、中古物件をご案内しております。
お客さま一人ひとりのご希望とご予算に合った物件をご紹介しております。
大津市で中古物件や中古マンションを探すメリットはたくさんあります。
都心にはない自然豊かな環境はもちろんのこと、自然災害が少ないのは大きなメリットになるのではないでしょうか。

また、都心への交通の便がよく通勤、通学、ショッピング、お出かけにも便利な点も大津市が選ばれている理由です。
京都や大阪といった主要都市に電車で30分~1時間でアクセスすることができるのはとても便利です。
安心して子育てできる環境であること、土地が広くて安いことも大津市に住む理由になるのではないでしょうか。
安心して暮らせる街、それが大津市です。

大津市で中古物件を上手に探すなら、やはり購入前に必ず自分の目で見て住居設備や間取り、周辺環境を確かめるのが大切です。
中古マンションの場合は、売主が不動産屋や仲介業者であることが多いので、その物件を十分に把握しています。
良い点ばかりでなく、悪い点についても説明してもらい、それを考慮した上で選ぶことが大切です。